イケてるブログでなくても、毎日更新のブログでなくても、まあいいじゃないか。

ここ3-4年で、「ブログ」というものの印象が大きく変わったなあと思う。

昔(5年以上前くらい)のブログは、一般的に“ただの日記公開システム”という感じだった。ゆるやかにファンが付く現象はあったけれど、コミュニティ形成を目的とするサイトは別に作っている人が多かった気がする。

「コミュニティ形成を目的とするサイト」というのは、たとえば特定テーマのファンが交流する場として設計されたホームページ/ webサイトで、そこにはテーマの最新ニュースが記載されていたり、オタトークをできる掲示板があったりして… それを管理するひとが「管理人」であり「サイトの創設者」だったのよね。

でも最近では、ブログという名の情報サイトが多くなっているというか…。「ブログ」と名がついていても、中身はただの日記じゃなくって、Tips集や何かの使い方を解説する手順書的な記事だったりで、しかもそれらが整理されていて、広告まで貼られている。

単純にすごいよね!一人で雑誌を編纂・執筆しているようなものだよ。

WordPressだとかで作った個人サイトの中には、企業がお金をかけて事業として運営しているサイトに引けを取らないもの、むしろそれよりも充実していて高品質なサイトがたくさんある。(良質な個人サイトが無数に存在しているというのは、幅広い世代でネットリテラシーが高まっている証拠でもあると思う。21世紀の変化しゅごい。)

私もそういうものを作ってみたいというあこがれはあるんだけれど、いかんせんテーマがないんだよね。というか、主張がないというほうが近いのかな?

「テーマがなくて主張もない」という主張をしている時点で矛盾しているけれど、まあ、そういうことなんだ… 伝わってくれ…

 

そんなこんなを考えながら書いているこの記事は、おそらく1年以上ぶりの更新記事になる。

このブログは1年で1回更新するかしないかの超低頻度の公開日記であって、世の中のイケてるブログとはぜんぜん違うけれど、このまま細く長く続けていけたらいいなと思う。