多分しばらく転職しない

1年ぶりだ。

 

その後、ずっと、ずーっと、転職しなきゃとか、今の職場にいたら市場価値が下がっていつか食いっぱぐれるんじゃないかとか考え続けてた。もしかすると、うつ状態の貧困妄想も混じってたかもしれない。

 

ここ数週間で、やっと、数年は積極的には転職しなくていいかなと思えてきた。

 

明確な心境の変化の理由があるわけではないけど、明らかに影響してるかなと思うのは次の二つ。

 

  1. 双極性感情障害の診断がついて、鬱エピソード(多分)と軽躁エピソードなりかけ(多分)を経験した
  2. 母に「いい大学出さしてもらって、単純作業の事務職してていいのかな」という感じのことを言ってみたら「いいと思うよ」「学歴とか経歴はこの先の転職でも効いてくると思うよ」と返ってきた

 

診断ついた

そうなんだよね、やっぱり躁鬱だったわ。「スターモード」って前に書いてたやつ、あれ、やっぱり軽装だったと思うわ。ははは。

 

診断がついた、といつかどういう診断がついているのか知ったきっかけは、自立支援医療制度の申請。診断書の中身はみれないようになってるけど、申請した後、診察の際に「どういう診断になってるんですか?」と聞いたら、教えてくれた。

 

通院していた心療内科から「もう来ないでください」と言われて(こんなことあるんだね)、転院先を探してる時にはどうなることかと思ったけど、まあなんとかなってよかった。

 

お薬はラツーダとバルプロ酸

前の通院先ではたしかレクサプロを試したんだけど、飲んだ後あたまが変な感じがしますと言ったら取りやめになって、そのあとエビリファイをしばらく飲んで、その次にラツーダを出された。その後、転院先でもラツーダが出されてた。

 

先月の下旬に、一晩中ねむれないことが2、3日あって、臨時で通院したらパルブロ酸が出された。そしたらけっこう過ごしやすい状態で1週間ほど過ごせている。というのが今。

 

特に、足がソワソワして力を入れたり足の指を動かさずにいられないというやつが軽減されたのがありがたい。

(素人考えだけど、足がソワソワするのは軽躁寄りの症状であり、それがパルブロ酸で軽減された? あるいはラツーダによるアカシジアバルプロ酸によって軽減された?  )

 

しにたさが下がったし、不安がどんどん出てきてマイナス思考で考え続けちゃうみたいなのも減ってると思う。これが自分のメンタルの波で上向きになってるのか、思考しすぎるのがバルプロ酸によって抑えられているのか、どうなのかはよくわからない。

 

家事や入浴もできるようになってきたので、これくらいの元気度合いが維持されてくれると嬉しい。

 

バリキャリになりたい人生だった

母の言葉に励まされた件については、正直なところ、時代も違うから母の言葉はあんまり当てにならない部分もあると思う。でも、自分としては

「いい大学(国内の某私立)出してもらって、精神疾患持ちで平凡な仕事してて、なんか成功してなくて申し訳ないな」

という気持ちがあったから、母が今の自分の状態とか働き方を肯定してくれて、だいぶありがたかった。

 

もう少し元気になったら、「転職活動を常にしてる状態」にもっていきたい。焦って移る先を探すのではなくて、市場を観察していい求人や会社があれば気づける状態というか。イメージとしては、カジュアル面談で「転職は急いでないけど、いい会社/いいポジションだなと思って」と素直に言えるような感じ。

 

まあそれも焦らずだな。

今の職場は、本気を出さなくても(私のイメージしてる本気が軽躁の過活動なのだったら本気を出しちゃいけないんだけど、)こなせる仕事ばかりで、そんな働き方をしてても良い評価をもらえる環境で、けっこう恵まれてると思う。直属の上司が体調管理に理解があるのも助かってる。(オープン就労とかではない。チームみんなの健康を常に気遣ってくれる)

 

やっと、なにかが急き立ててくるような感覚が、ひとまず落ち着くかも。それが続くなら、ありがたいなあ。

 

たぶんなんとかなるでしょう

数年後、いまの会社でのんびり過ごしてしまったことを後悔するかもしれないけど、後悔するくらいの元気があるんなら次のいい職場を見つけられるんじゃないかな。

 

現実問題、いま転職したらたぶん躁か鬱になっちゃうと思う。無理じゃん。環境の変化に耐えられるコンディションじゃない。今の恵まれた環境で、ここから1年とか2年とか、心身がいい状態でキープできたら、環境を変えることを考えてもいいのでは。その時に向けて、常に転職活動しておく感じで。

 

双極性障害の人のブログとしてぼちぼち更新できたらいあな

数年単位で病状とか書いてくれてるブログを探して読んでるんだけど、参考になって嬉しい。ただ、その件数はそんなに多くないみたい。

 

このブログが数年後にそれになって、誰かに読まれるとしたらなんかちょっといいなって思っている。(発症前から続いてるの、ちょっと面白いし)